
triplaとLINEを連携することで、お客様に簡単にLINE配信を行い、問い合わせ対応をAIによるBotに任せることができます。
さらに、リッチメニューの設定を活用することで、「ネット予約」や「予約確認」などの便利な機能を提供できます。
⏱所要時間:各項目約30分ほど

LINE SSO設定にはLINEログインチャンネルが必要となり、LINE Bot設定にはMessaging APIチャンネルが必要です。
この二つのチャンネルを同じプロバイダーの配下で作成する必要があります。
1.triplaとLINEを連携する
連携に必要なもの
1.LINE公式アカウント(LINEヤフー for Business)
2.上記LINE公式アカウントのAdmin権限 ※Member権限ではMessaging API設定のチャネルアクセストークンを取得できません。
3.tripla Bot

SNS連携にはtripla Botの契約が必要です。
tripla側設定画面の場所
tripla Bot施設管理画面ー管理者設定ー利用サービスーシステム連携ーLINE
LINEのスイッチをONにすると、設定画面が開きます。
(1)チャネルシークレットとWebhook URLの登録
LINE Official Account Managerの「設定」ーMessaging APIを開き、Messaging APIを登録すると、下記のような画面になります。
設定ーMessaging APIの場所 | 登録後の画面 |
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tripla管理画面 | LINE Official Account Manager |
| Channel secretをコピーし、tripla管理画面の「チャネルシークレット」に入力する。 |
| tripla管理画面のWebhook URLをLINE側のWebhook URLに入力し、保存する。
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(2)アクセストークンの入力
プロバイダーをクリックする。
チャネル設定画面でプロバイダーをクリックする。

※プロバイダーがない場合は作成します。
<プロバイダーの作成手順>
1. 「作成」ボタンをクリック | 2. プロバイダー名を記入し、「作成」ボタンをクリック | 3. 完成 |
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<LINEログインチャンネルの作成手順>
1. チャンネル設定タブで、新規チャンネル作成ボタンをクリック | 2. LINEログインアイコンをクリック | 3. 必須項目を全て入力し、「作成」ボタンをクリック | 4. チェンネル基本設定タブで「OpenID Connect」メールアドレス取得を申請 | 5. LINEログイン設定タブでコールバックURLを登録 | 6. LIFFタブでLIFFアプリを追加 | 7. 必須項目を全て入力 | 8. 「公開」ボタンをクリック |
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※コールバックURL
サブドメインを使用する場合:サブドメインページのURLがコールバックURLになります。
※エンドポイントURLは公式サイトのURLになりますが、もしチャットボットの設置URLが公式サイトでは無い場合、チャットボットが設置されているページのURLになります。
<Messaging APIチャンネルの作成手順>
1. 設定ボタンをクリックし、Messaging APIメニューを選択 | 2. Messaging APIを利用するボタンをクリック | 3. プロバイダーを選択する | 4. プライパシーポリシーと利用規約ページにそれぞれのURLを入力し「OK」をクリック | 5. 最終確認画面で「OK」をクリック | 6. tripla管理画面「利用サービス」「LINE」に表示されているWebhook URLを登録 | 7. Developsコンソールを更新すると、Messaging APIチャンネルが表示され、作成完了。 |
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チャネル基本設定の画面に遷移するので、「Messaging API設定」をクリックし、一番下の「チャネルアクセストークン」の下の「発行」をクリックする。
発行されたチャネルアクセストークンをコピーし、tripla管理画面のアクセストークンに入力する。
tripla管理画面 | LINE Official Account Manager |
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(3)連携の有効化
「有効」をONにする。

「LIFF統合を有効にする」にチェックを入れ、LIFFアプリIDを入力する。

LIFFアプリIDはLINE Developers コンソールの「プロバイダー」画面の「LIFF」タブで確認できます。

利用規約に同意し、「保存」を押すと連携が完了します。
2.BotのAIで問い合わせ対応をする
Botと連携すると、お客様がスマートフォンでチャットボットを開いた場合、LINEでチャットボットへお問い合わせできるようになります。
問合せの流れでLINE友達追加が行われるため、効率的にLINE友達登録を増やす効果があります。

tripla BotとLINEの連携に際し、tripla Bot側での追加料金は発生しません。
無料版のLINEビジネスをご利用の場合メッセージを最大200通まで送ることが可能ですが、それ以上のメッセージを送る場合、LINEビジネスの有料プランを利用する必要があります。
連携方法
(1)tripla側で「ユーザーが LINEモバイルで直接チャットできるようにする」にチェックを入れる
tripla Bot施設管理画面ー管理者設定ー利用サービスーシステム連携ーLINEを開きます。
tripla側管理画面 | お客様側チャットボット画面 | LINE選択後のお客様側画面 |
| |  LINEに遷移し、「追加」をタップすると問い合わせが始まる。
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(2)LINE Official Account Managerでチャットの設定をする
LINE Official Account Managerー設定ー応答設定を開きます。

応答機能ーWebhookをONにすると、Botと同じようにAIが回答するようになります。
回答内容はBotのFAQと同じです。回答内容を変更したい場合は、BotのFAQ回答入力画面から変更できます。

(3)「よくある質問」を表示させたくない場合
チャットボットの自動メッセージ機能で「よくある質問」を使っている場合、LINEでも同じように表示されます。
このメッセージが出ないようにしたい場合は、自動メッセージの設定画面でLINEのチェックを外して保存してください。

3.リッチメニューの作成
LINEリッチメニューの設定が可能です。利用サービスのページ下部、またはBotのLINEリッチメニューから設定できます。
レイアウト、メニュー、画像を登録し保存すると、メニューが表示されます。
※変更は即時反映されます。右側のプレビューを見ながらご設定ください。
4.ConnectからLINEで配信する
tripla ConnectからLINE友達の友達へ向けて配信できます。
お客様の普段使っているLINEに向けて配信できるため、開封率のアップなどの効果が見込めます。
連携に必要なもの
1.LINE公式アカウント(LINEヤフー for Business)
2.triplaとLINEの連携
3.tripla Connect

SNS連携にはtripla Connectの契約が必要です。
(1)配信する宛先(セグメント)を設定する
tripla側設定画面の場所
tripla Connect管理画面ー顧客セグメント
セグメント設定画面を開き、タイトルと条件を入力します。
シンプルにLINE登録者のみにしたい場合は、メッセンジャーチャネル/含める/LINEで設定し保存してください。
右側の「更新」ボタンをクリックすると、設定した条件で配信できるユーザー数が表示されます。

その他の条件を追加したい場合は、「カテゴリを追加」し設定してください。
(2)Connectで配信する
作成したセグメントに向けて配信します。
tripla側設定画面の場所
tripla Connect管理画面ーSNSブロードキャスト
SNSブロードキャスト画面を開き、「作成」ボタンをクリックします。
①送信先を設定する
タイトルは任意のものを入力します。お客様側には表示されません。
対象セグメントでは先ほど設定したLINE用のセグメントを入力し、チャンネルでは「LINE」を選択します。
②送信内容を設定する
送るコンテンツの画像と文章を入力します。
会員登録や予約に誘導したいリンク先がある場合は、「CTAボタンを追加」をクリックし、ボタンのタイトルとリンク先URLを入力してください。
③テスト送信して内容をチェックする
送信する前にテスト送信をし、内容やリンクが正しく表示されるかご確認ください。
「保存」ボタンをクリックして、一度設定した内容を保存し、「サンプルの送信」ボタンをクリックしてください。
表示されたQRコードを読み取ります。
読み取ると送信メッセージが入った状態で開くので、そのまま送信すると、テスト配信が送られます。
④配信する
内容に問題がなければ、実際に配信します。
「メッセージ送信」をクリックすると、即時送信されます。
スケジュールを設定したい場合は、「スケジュール」にチェックを入れて、配送日と時間を指定し保存してください。
受信ユーザーの除外
重複を避けるため、直近で送ったユーザーには送らない場合は、「過去 日間にマーケティングメッセージを受信したユーザーを除外します。」にチェックを入れて、期間を指定してください。
繰り返し配信
例えば毎月30日に送信するなど、自動で繰り返し配信する場合は、「繰り返し」にチェックを入れて、頻度を指定してください。
繰り返し配信を自動で終了させることも可能です。
管理画面 | 意味 |
| ずっと終了せずに繰り返し配信しつづけます。 |
| 設定した日付まで繰り返し配信し、終了日以降は配信しません。
例)2025/3/31まで繰り返し配信し、2025/4/1以降は配信しません。
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| 入力した回数分配信し、終了後は配信しません。
例)10と入れると、10回配信し、自動で終了します。11回目は配信されません。 |
(3)既に登録済みのLINE友達をセグメント化して配信する方法

こちらはConnect契約前から公式LINEアカウントを運営している方向けの設定です。
triplaでLINE連携をする前から、既に登録されているLINE友達がいる場合、tripla Connectのセグメントで表示されるユーザー数と、LINE友達数にずれが生じます。
下記の例だと、LINE公式アカウントに登録されている友達数は5人に対し、Connectでセグメントをきると3名になります。
登録されているLINE友達の数 | tripla Connectのセグメントで表示されるユーザー数 |
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このギャップを埋めるために下記の手順でセグメント化することで、配信可能なアカウントにする必要があります。
(1)LINEメッセージを送ってアクション履歴を取る
まずはLINE公式アカウントからLINEメッセージを送ります。ユーザーから何らかのメッセージの返信を受け取る必要があるため、返信しやすい内容で配信をします。
ユーザーがLINEからメッセージを送付することで、Connectのセグメントに入り、LINEで配信できる対象となります。
ユーザー数は1日1回のみ更新です。そのため、LINE連携しアクション履歴をとった後、即時反映ではなく、翌日反映されます。
例)お客様が2025年3月1日にアクションをした場合、tripla Connectのセグメントには2025年3月2日に入ります。
ユーザーからのアクションはメッセージ送信でもスタンプであってもConnectのセグメントに入ります。
SNSブロードキャスト画面でセグメントを指定してLINEメッセージを送信してください。
※「保存」ボタンを押すと、セグメントで切ったユーザー数が反映されます。
5.配信結果の確認
SNS配信した結果はtripla側管理画面では詳細にご確認いただけません。
LINE Official Account Messengerの分析画面で詳しくご確認いただけます。
<LINE公式チャンネル作成手順>
LINE公式チャンネルがない場合は、下記手順で作成可能です。
1. チャンネル設定タブで、新規チャンネル作成ボタンをクリック | 2. Messaging APIアイコンをクリック | 3. LINE公式アカウントを作成するボタンをクリック | 4. 必須項目を入力し、「確認」をクリック。 入力内容確認画面に遷移するので、問題なければ「完了」をクリックし、認証もする。 | 5. 作成完了 |
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