カスタム認証

カスタム認証

カスタム認証の設定方法をご案内いたします。

カスタム認証とは

カスタム認証はシングルサインインを提供する機能です。

ウェブサイトやアプリとtriplaチャットボットを連携させる場合に、サイトやアプリのログインすればtriplaチャットボットにも同時にログインできるようにする機能です。チャットボットを呼び出すコードにtokenを追加して呼び出し、チャットボットが開く際にそのtokenでウェブサイトやアプリ提供者のユーザー情報取得のWebAPI を呼び出します。

ユーザー情報が取得できればそのユーザー情報でtripla チャットボットに自動的にログインした状態でチャットボットが開きます。

チャットボットでのカスタム認証

カスタム認証を設定するために必要なステップ

1. 下記の設定画面の指示に従い、連携するサイトやアプリの認証情報を取得するためのWebAPIを設定します。

2. ウェブサイトやアプリからチャットボットを呼び出す際にtripla ボットのコードを設定画面から取得したものに、data-user-token パラメータを追加します。

data-user-tokenに記述するtoken の値は連携するサービス側で生成してください。

チャットボットが呼び出されるとそのdata-user-token を下記設定画面で設定したユーザー情報APIに呼び出す際に{{client_token}} で指定した部分に代入され呼び出しを行います。data-user-tokenで受け取れるtokenはJWT フォーマットです。

triplaチャットボットのコードは施設管理画面から[設定]→[ウィジェット設定]→[設定]から確認可能です。

設定コードの例:

通常 <script async src="https://tripla.jp/sdk/javascript/tripla.min.js" data-triplabot-code="60xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx51"> </script>

token を追加する場合

<script async src="https://tripla.jp/sdk/javascript/tripla.min.js" data-triplabot-code="60xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx51" data-user-token="eyXXXXXXXXXXXXXXXXVCJ9.eyXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXIyfQ.SflKxwRJSMeKKF2QT4fwpMeJf36POk6yJV_adQssw5c”> </script>

施設管理画面から[設定]→[カスタム認証]を選択します。

カスタム認証をONにすると下のようなポップアップが表示されます。

表の通りに入力を行ってください。

アプリでユーザがログインしている場合、そのユーザーのtokenを受け取ってチャットを開きパートナーAppからもらったtokenを利用しtriplaチャットボットユーザーを特定してしまうとセキュリティ上懸念がある為、そのtokenとコンシェルジュマネージャーで設定してもらった秘密鍵でカスタマーのサーバーを呼び出します。

タイトル

詳細

秘密鍵

JWTユーザートークンを暗号化/復号化するために使用される秘密鍵を入力します。設定されていない場合は、client-user-token で受け取ったtoken をそのまま{{client_token}} の値として渡します。

秘密鍵の設定がない場合は設定不要です。 

ユーザー情報API   

GET/POST : GETを選択します。

パートナーAPI (Customer info API) 呼び出しURLを入力します。 

ヘッダー

ユーザー情報APIでtoken をヘッダーで受け取る場合にここに受け取りパラメーターを指定します。 {{client_token}} の内容をtokenとして渡します。 

パラメーター

​ユーザー情報APIがtoken をパラメーターで受け取る場合は、ここにパラメーター名とその値として{{client_token}}を指定します。

応答データをユーザー属性にマップします

user_name : ユーザ情報APIがユーザ名を返す場合はレスポンスのユーザ名のパラメータ名を設定します。

user_email : ユーザ情報APIがユーザーのemailを返す場合はレスポンスのemailのパラメータ名を設定します。

uid : レスポンスのユーザーIDが入るパラメーター名を設定しあます。このユーザーIDがtripla チャットボットのユーザーIDと一意に紐付けされます。

例:

設定が完了すると下の画像のような表示に切り替わります。

​こちらでカスタム認証の設定は終了です。

ブッキングウィジェットでのカスタム認証

ブランド管理画面から[管理者設定]を選択します。

[カスタム認証]を選択します。

​カスタム認証をONにすると下のようなポップアップが表示されます。

表の通りに入力を行ってください。

タイトル

詳細

client_tokenのURLパラメータ名

client_tokenを渡すためのURLパラメータ名を設定してください。このURLパラメータはブッキングウィジェットURLパラメーターと組み合わせて使用されます。

ユーザー情報API   

POSTを選択します。

パートナーAPI (Customer info API) 呼び出しURLを入力します。 

ヘッダー

content-typeはapplication/soap+xmlのみ有効です。

ボディ

​ユーザー情報APIがtokenをボディで受け取る場合は、ここに要素名とその値として{{client_toke}}を指定します。

応答データをユーザー属性にマップします

uid : レスポンスのユーザーIDが入る要素名を設定します。このユーザーIDがtripla ブッキングウィジェットの会員IDと一意に紐付けされます。

設定が完了すると下の画像のような表示に切り替わります。

こちらでカスタム認証の設定は終了です。

    • Related Articles

    • ダイナミックパッケージの設定

      ダイナミックパッケージ(DP)とは、tripla Bookの標準機能として、航空券付きの宿泊予約を販売できる機能です。 この機能は無料でご利用いただけます。 設定を行うと下の画面のような形で利用できるようになります。 tripla予約画面 [航空券付きで予約する]を選択するとダイナミックパッケージの下のような画面に遷移します。 出発地を選択し[航空券付き宿泊プランを検索]をクリックします。 [航空券付き宿泊プランを検索]を選択するとプランの詳細が表示されます。 ...
    • カスタムメールドメイン

      カスタムメールドメインの設定方法についてご案内いたします。 通常予約関連メールはmail@tripla.jpから送信が行われますが、 こちらの機能をご利用いただく事で、宿泊施設様のドメイン(メールアドレス)にて送信を行う事が可能です。 ※ブランド全体で一つのメールアドレス設定となります。 ブランド管理画面から[管理者設定]を開きます。 一般設定のカスタムメールドメイン枠の設定をクリックします。 カスタムメールドメイン枠の設定をクリックすると、以下のような画面が表示されます。 ...
    • Iframe版tripla Bookの設定

      Iframe版tripla Bookの設定を行うとファーストパーティークッキーを使いながら同じ画面上でtripla Bookを利用する事が可能になります。 設定前必須事項 Iframe版tripla Bookの設定を行う前に以下二点の設定を行ってください。 ・ファーストパーティクッキーの設定 設定方法は下のリンクからご確認ください。ファーストパーティークッキーの設定 先にファーストパーティクッキーの設定を行ってから、サブドメインの設定を行っていただくことをお勧めいたします。 ...
    • 配配メール

      顧客データダウンロード時に配配メールにユーザーデータをアップロードすることが可能になります。 配配メールと連携するためにはラクス社の提供する配配メールの申込みが必要です。 tripla営業担当よりご紹介も可能ですので営業宛てにご連絡くださいませ。 配配メール導入済み施設様のお問合せ: https://support.haihaimail.jp/ 「tripla ...
    • 管理画面の権限の管理

      tripla管理画面には、権限によってアクセスできるページや操作できる範囲の制限が設定されています。 管理画面にアクセスし操作できる人やアカウントのことを、管理者やアカウント、コンシェルジュと呼んでいます。 ⏱所要時間:アカウントの追加やメールアドレス、パスワードの変更などは約5分で可能です。 アカウントとメールアドレスのルール triplaの管理画面では、1つのメールアドレスにつき1つの権限しか付与できません。 ...